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レビュー「養生サバイバル」

「お金がなくても、疲れすぎていても、とにかく人間の尊厳を損なわない食事を」とTwitter 上で盛り上がった #養生サバイバル タグが本になりました…ではないんです!!ただのTips集じゃないです。

本書はなぜ食べなくてはいけないのか?から始まり、食べてない人はとにかく食べよう、それから最低限の食費と道具で、少しずつでいいから温かいものを食べよう、と説いています。

よくある自炊入門の本ではないです。だいたいの自炊入門本はレベルが高いです。
本書では食生活のステップを3つに分けていますが、ステップ1を紹介します。

・お湯をわかす手段が何かしらある
・電子レンジはあるか、ギリギリ持ってない場合も想定
・包丁・鍋は使わない。キッチンばさみはある
・冷蔵庫は小さい。保存するようなスペースの冷凍庫はついてない
・備え付けコンロは電熱タイプで、1個口
・1日の予算は500円程度
(本文より)

この条件見たら、「自炊なんて無理だわー」ってなりません?私はなりました。でもできるんです。それも「とりあえずエサを食う」のではなく温かい食事が摂れる。
文中ではガスコンロ無しで(電子レンジで)袋麺茹でたり、ごはんを炊く方法も紹介されています。

こういったTwitterの#養生サバイバル タグのまとめ的な意味合いもあるんですが、私が一番感動したのは第4章の「養生のための食指南〜情報の“呪い”にかかって疑心暗鬼にならないために〜」です。
昔「買ってはいけない」って本が流行ったの覚えてますか?「買ってはいけない」の隣に「『買ってはいけない』は買ってはいけない」が並べて置いてあって笑ったものですが、まあ一種の健康志向というか、「ヤ◯ザキパンが腐らないのは大量に防腐剤を使っているから」的なデマを一刀両断してます。他にも添加物は取らないほうがいいのかとか、糖質制限の話とか、不健康な生活から健康な食生活へと踏み出した人がハマりそうな罠を、先に「これ罠だから!」とちゃんと言ってくれてるんです。
ここだけで一冊の本にして欲しいぐらいです。

全体としては「なぜ食べなければならないのか」の理由としての栄養素の話にかなり比重が置かれており、手軽なレシピ集と思って手に取るとちょっと期待はずれかもしれません。レシピは巻末に付いてますけどね(私のレシピも載ってます!)。
東洋医学も漢方も出てきません。

個人的にはこの本が角川メディアファクトリーから出版されたことに大きな意義があると思っています(この辺は察してください)。
著者である若林先生がTwitterで「読み終わったら必要な人に渡してあげて」と発言されてて、ひと通り知り合いのことを考えましたが、まずは私が読めという感じでした。
「貧すれば鈍する」という言葉がありますが、食べて頭が回るようになって身体が動くようになれば、まだできることがある。
昔すごい貧乏して、1kg400円のパスタ100g+100円のレトルトソース半分を一食にしてた私が言います。食べないと精神が死にます。

一人暮らしの人にもそうでない人にもお勧めです。
Kindle版もあるよ!



時間のある方はこちらもどうぞ。

レビュー「ダメな自分を認めたら部屋がキレイになりました」

評価:
わたなべ ぽん
KADOKAWA/メディアファクトリー
¥ 1,026
(2015-02-27)
コメント:掃除する気が起きます!

掃除のモチベーションを上げようと本屋で立ち読みしたら、初めの数ページでグッサリ刺さって購入。

うちは床も見えないような汚部屋ではないけど、遊びに来た妹に掃除されてしまうレベルです(察し

もうね、「風呂・歯磨きが面倒くさい」「片付けないのを何かのせいにする」「貯金・掃除・ダイエットの3点セットがいつもうまくいかない」…お前は俺か。

著者のわたなべぽんさんは前のダイエット本でもそうだったけど、片付けられない自分・捨てられない自分を自己分析して、それが大変鋭くこの本の真骨頂なわけですが、読んでて「わー…そうだ…そうだわ…」となるわけですが、読後感は爽やかなのがいいです。

ダメな自分を認めるって難しいです。これはお掃除の本だけど、ダメな自分を認めるところから始めるって、買い物依存(わたしだ)や貯金できない(わたしです)にも応用できそうです。

日曜に読んで月曜の朝から掃除機かけて布団干して洗濯してます。
Kindle版もあるよ!


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